二刀流を明言も 大谷は“投手専念”がジャイアンツの本音

公開日: 更新日:

 今オフは大谷と並行して今季の本塁打王(59本)で、トレード市場の目玉であるジャンカルロ・スタントン(28=マーリンズ)の獲得に動いている。スタントンは右翼が本職で、大谷と守備位置がかぶる。13年総額397億円と高給取りの長距離砲を大谷のためにコンバートするのは現実的ではない。大谷の右翼起用は現状ではスタントンが休養した時のみに限定される可能性もある。

 ジャイアンツのフロントは、大谷の打席数を確保するため、登板時には代打を送らず、DH制が採用されるア・リーグ本拠地での交流戦に先発した際は、「9番・投手」としてオーダーに入れることを検討しているはずだ。

 スタントンはジャイアンツ、カージナルスの2球団が争奪戦を繰り広げている。ジャイアンツが長距離砲の獲得に成功すれば、大谷はスプラッシュヒット(右翼席後方のサンフランシスコ湾への本塁打)よりも100マイルの剛速球が求められそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは