二刀流を明言も 大谷は“投手専念”がジャイアンツの本音

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 各球団による二刀流詣でが続いている。

 4日(日本時間5日)には大谷翔平(23)が最終候補として選んだとみられる7球団のうち、ジャイアンツ、ドジャースと面談。各球団の地元メディアの報道を総合すると、5日までにレンジャーズ、マリナーズ、カブス、エンゼルスの4球団が交渉を行い、残すはパドレスのみだという。

 いの一番に交渉に臨んだジャイアンツは、今年9月にボビー・エバンスGM、ジェレミー・シェリーGM補佐が来日。編成部門のトップ2人が大谷を視察して獲得候補にリストアップした。すでにボウチー監督は、NBCスポーツ・ベイエリアの取材に「先発ローテーションのトップ(1、2番手)に入る。休ませながらになるが、外野守備にも就かせ、年間で300~400打席は立つだろう」と具体的な起用法を明かしている。

 ジャイアンツを3度の世界一へと導いた名将は移籍1年目から二刀流で使う方針を示していたが、あくまでも口説き文句にすぎないとみられている。

 ジャイアンツでは大谷を打者としてよりも、投手として高く評価しているからだ。入団してしばらくは二刀流をやらせても、将来的には投手に専念させるというのが本音だともっぱらだ。

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