移動は最も過酷 それでも大谷が「西海岸」にこだわる理由

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■温暖な気候でリハビリにも最適

 解せないのは「西海岸」を希望している点だ。

 北米大陸の東と西では3時間の時差がある。特に西から東への移動は過酷で、西海岸からニューヨークやボストンに到着した後には体内時計が狂って、体調を崩すことも珍しくないという。大谷はなぜ、移動が最もシビアな西海岸にこだわるのか。

「環境を重視したからでしょう。ロサンゼルスを中心に西海岸は日本食レストランも多く、食事に不自由しない。故障防止も考慮して一年を通じて温暖な西海岸がベストとの判断だと思う。大谷は今年4月に左太ももの肉離れを起こし、10月には昨年痛めた足首にメスを入れた(右足関節有痛性三角骨除去術)。気温が高く、体の仕上がりも早いとされる西海岸の球団であれば、故障リスクを軽減できると考えたのではないか。万が一、故障した場合、西海岸の球団なら乾燥地帯のアリゾナにマイナー施設を保有しているため、リハビリにも適している。都市によってはアリゾナ州フェニックスまで空路で約1時間半という利便性もあります」

 とはスポーツライターの友成那智氏だ。

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