好成績復帰で再脚光 ウッズが不況続くゴルフ界の命運握る

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 メジャー14勝、米ツアー79勝と、ともに歴代2位の記録を持つが、今月30日には42歳になる。

「タイガーにはまだ少し時間があるが、(勝ち星を積み上げるには)十分な時間が残されているわけではない」と指摘するノーマンの言葉がウッズの現状を言い当てている。

■1月末の試合に出場か?

 ただウッズへの関心は高まる一方だ。来年のマスターズのオッズがすでに出ており、12月中旬現在、ウッズはリッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマスと同じ15倍。ウッズよりも人気を集めるのはジョーダン・スピース(7.5倍)、ダスティン・ジョンソン(10倍)、ローリー・マキロイ(12倍)の3人だけだ。

 ある意味このオッズが、ウッズに対する期待感を象徴している。ナイキがクラブやボール販売から撤退し、アディダスもゴルフ事業から手を引くなど世界規模でゴルフ不況が長引く。また一時はポスト・ウッズと期待されたマキロイ、スピース、ジョンソン、ジェイソン・デイにはウッズのような圧倒的な強さや人気、カリスマ性がなく、話題性もなかった。

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