無免許で追突事故の大砂嵐 “無断結婚”で師匠激怒の過去も

公開日: 更新日:

 いずれも大相撲初のエジプト出身にしてイスラム教徒――。そんな異色の力士が十両の大砂嵐(25)だ。

 角界には「現役力士は運転禁止」というルールがある。これを破った上、無免許で追突事故というのだから、同情の余地は一片もない。この大砂嵐、改めてどんな力士なのか。

 1992年、エジプト・カイロ市生まれ。相撲には興味がなく、ボディービルに熱心だった。学生時代にジムで出会った相撲経験者と遊び半分で対戦。当時120キロだった大砂嵐だが、60キロそこそこの相手にコテンパンにされた。そこから相撲に興味を持ち、12年3月場所で初土俵を踏むと、1年足らずで幕下に昇進。十両をわずか2場所で通過し、13年11月場所では新入幕を果たした。

 本場所中にイスラム教の断食月(ラマダン)が重なるなど、他の力士にはない苦労をこなすも、近年は足のケガで低迷していた。大砂嵐を象徴する「技」といえば、白鵬のそれよりも激しい横殴りのヒジ打ち。あまりに乱暴な取り口には非難が集まった。

 ある親方が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか