裁判記録に記載 貴乃花親方“付け人殴打10発”の一部始終

公開日: 更新日:

 貴乃花親方(45)といえば、なにより暴力を否定、忌み嫌うことで知られる。

 2日の理事候補選では2票落選の憂き目にあったものの、前日に貴乃花部屋のホームページを更新。「過去の反省を顧みない度重なる暴力事件不祥事により、国民の皆様の期待を大きく裏切り、社会的な信用を損なった結果、組織としての公益性や透明性が大きく問われております」とつづった。

 週刊新潮2月8日号では、「部屋の親方にとって、弟子というのは自らの子どものようなもの。どんなことがあっても守らなくてはならない存在です。それを今の協会では、親方が弟子を守るどころか傷つけたりしてしまっている」「神事である相撲の力士が土俵の外で暴力を振るうなど、絶対に許されない」などと話している。

 なにより巡業中に起きた日馬富士傷害事件では、弟子の貴ノ岩に暴力を振るった日馬富士や、近くにいた白鵬に対して怒り心頭。巡業部長という要職に就く理事でありながら協会への報告や、危機管理委員会への協力義務を怠ってまで、司法の裁きを優先させた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方