識者に聞く リランキング導入で女子ツアーは活性化するか

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 女子ツアーは今季からシードがない選手を対象にリランキングを導入。

 例年ならQT40位前後の選手は年間を通してほとんどの試合に出ることができたが、それが変わる。

 今週出場できたのはQT35位まで。QT制度改革で昨季賞金ランク51位から55位の第2シード選手と、下部ツアー賞金ランク1位が加わったからだ。

 そして1回目のリランキングに向けて、1円でも多く稼いだほうが有利なため、出場資格のないプロによる推薦争奪戦が水面下で繰り広げられている。

 今大会の主催者推薦枠はプロ14人、アマ4人。

 プロは諸見里やQT236位の森田理香子、同67位の上原美希、同45位の新垣比菜のほか、横峯さくら、宮里美香、原江里菜、香妻琴乃ら人気選手が推薦で出場している。

「リランキング導入でツアーが活性化するのはいいことだけど、推薦がもらえるかどうかは実力の世界とは違う。スポンサーのお気に入りプロだったり、ビジュアルが良かったり、マネジメント会社の力関係もある。そんな実態も裏にあるのです」(ツアー記者)

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