激励会が急きょ「部屋」単独に 貴乃花一門は完全崩壊寸前

公開日: 更新日:

 事実上の内部崩壊と言っていいだろう。

 去る3日、大阪市内で行われた貴乃花部屋の激励会。主役となった貴乃花親方(45)はカラオケを披露するなど上機嫌だったが、そこには本来いるはずの親方衆がひとりもいなかった。

 というのも、この激励会、当初は「貴乃花一門激励会」として行われるはずだった。しかし、会の冒頭で司会者が、「急きょ、『貴乃花部屋激励会』にさせていただきます」と説明。なぜ、一門ではなく部屋単独になったかは、最後まで明らかにされなかった。

 スポーツ紙などの報道によれば、一門の親方衆に案内状は届いておらず、開催のアナウンスすらなかったという。過去には一門の垣根を越えて十数名の親方が激励会に出席した貴乃花一門に、いったい、何があったのか。

 大相撲では本場所前の一門連合稽古が通例とされている。貴乃花一門も例年実施してきたが、これも今年は行われなかった。

 ある親方は「一門の親方衆が貴乃花親方を見限り、貴乃花親方もそんな親方衆と決別したということではないか」と推察する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋