3月場所も期待 栃ノ心が琴奨菊の二の舞いにならない根拠

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「力士に取材や出演の依頼をする際は、まず協会の窓口を通して許可をもらってから、親方と個別に相談ということになっている。ただ、2月の理事選前後は協会もピリピリしていましたからね。時期が時期だけに、広報部副部長である芝田山親方(元横綱大乃国)が率先して選別を行った。窓口の時点ではじかれた依頼も多く、特にバラエティー番組などは『これは力士にとってプラスにならない』と判断されたようです」(前出の親方)

 正念場は前半戦だろう。上位陣には地元大阪出身の豪栄道や25戦全敗の白鵬といった難敵の他に、平幕上位や三役にも油断のできない力士が多い。同じ関脇の御嶽海、復活の兆しを見せつつある小結逸ノ城、成長著しい貴景勝正代など、多士済々だ。

「前半戦をいかにしのぐかがカギになるでしょう。栃ノ心は、四つになればまず負けない怪力力士。むしろ序盤で勢いをつければ、上位陣とも互角以上に戦えるはずです」(相撲記者)

 再び賜杯を抱く可能性もあるというのだ。

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