自己ワースト12安打5失点KO負け 巨人菅野に“傾向バレ”疑惑

公開日: 更新日:

 菅野は「右打者は逆方向、左は狙い球を絞ってきた」と振り返ったが、打たれた12安打の内訳を見てみると、引っ張られた打球が7、逆方向が3、中堅方向が2。球種は本塁打がいずれも直球で、安打はカットボールなどの変化球を満遍なくはじき返された。門倉氏が続ける。

「好投手が相手の時は普通、逆方向を狙うことが多い。特に菅野はワンシームなどで球を動かしてくるため、ギリギリまで球を見極めたい。でも、阪神打線は各自が狙い球を決めてフルスイングをしていた。今は最新の機器を導入したデータ野球全盛。あそこまでフルスイングされるのは、投球時の何らかのクセや傾向を阪神側に解析されている可能性も考えた方がいいかもしれません」

 阪神は今年から球団本部に「戦略担当」を設置するなど、データ分析に本腰を入れ始めている。もし菅野の投球フォームのクセがバレているとしたら、ただの1敗とは片付けられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり