8大会連続のW杯出場決定 なでしこの本当の勝負はこれから

公開日: 更新日:

 なでしこジャパン(世界ランク11位)の8大会連続のW杯出場が決まった。13日のオーストラリア(同6位)戦は1―1のドロー決着だったが、グループB組2位を確保して2019年W杯フランス大会行きの切符を手にしたのだ。

 殊勲者は、後半18分に先制点を決めたMF阪口夢穂だ。

 MF長谷川が左サイドを突破。マイナス方向に折り返したボールを待ち構えた阪口が左足でダイレクトシュート。相手GKと左ゴールポストとの間の狭いスペースを狙いすました絶妙なシュートだった。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう話す。

「格上相手との試合で、ほしくてたまらない先制点のチャンスに動じることなく、見事なゴールでした。なでしこは、W杯で優勝を狙うグループにはいませんが、大舞台の20年東京五輪を見据えつつ、今後も徹底強化していってほしい」

 本当の勝負はこれからなのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち