ボストン賞金でプロに 川内が証明“マラソン選手の稼ぎ方”

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■日本新の設楽は1億円

 世界6大マラソンと呼ばれる東京(2月・優勝800万円)、ボストン(4月)、ロンドン(4月・同5・5万ドル)、ベルリン(9月・同6・4万ドル)、シカゴ(10月・同10万ドル)、ニューヨークシティー(11月・同13万ドル)の優勝者には高額賞金が出る。東京やボストンは世界新記録を出せば3000万円や5万ドルのボーナスがあるし、ドバイは世界新に100万ドルを用意している。

 世界6大レースやドバイ、北京といった「ゴールドラベル」より格下のレースでも1万ドルぐらいの優勝賞金が出るケースもある。2時間10分以内の記録を持っていれば招待選手として出場料をもらえることも。

 今年2月の東京マラソンで2位の設楽悠太(26)は、日本記録を5秒短縮する2時間6分11秒で走り、1億円の報奨金を初めてゲットした。マラソンだって実力があればしっかり稼げるし、夢のある競技だ。「アフリカ勢にはかなわない」などと、はなから勝負を諦めていてはもったいないことを、川内は自らの走りで証明してみせた。

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