なぜ? ボストン出場のMGCファイナリストは川内優輝だけ

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 公務員ランナーの川内優輝(31)がボストンマラソンで優勝した。気温3度。冷たい雨に強風という悪コンディションの中、2位に2分25秒もの大差をつけて2時間15分58秒でゴールした。今大会での日本勢の優勝は87年の瀬古利彦以来31年ぶりの快挙だ。

 このレースが始まったのは1897年。ギリシャ(アテネ)で近代五輪が始まった翌年。単独のマラソン大会としては最古の歴史があり、君原健二(68年メキシコ五輪銀)が優勝した1966年には日本勢が4位まで独占したこともある。

 今年は川内以外に、日本勢は3選手が出場。昨年は大迫傑が2時間10分28秒の時計で3位に入った。

 不思議なのは東京五輪代表を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナル(19年9月以降開催)の出場を決めた13選手のうち、川内以外は出ていないことだ。

 トップ選手が高額賞金を狙って参戦する世界6大マラソンは、格好の「腕試し」の場であり、世界のレベルを実感できる数少ない舞台だ。実業団にとって駅伝は「命」という。ならば、9~11月に行われるベルリン、シカゴ、ニューヨークシティーに出ないのはまだわかる。しかし、東京五輪のマラソンで上位を狙う気持ちがあれば、今回のボストンや22日に行われるロンドンマラソンは自費でも参加するべきではないか。

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