首位キープでも…広島がいまだ悔やむ河田元コーチの移籍

公開日: 更新日:

 開幕から1カ月。セ・リーグはまだ「ダンゴ状態」が続くといわれている中、シーズン連覇の広島が首位をキープしている。

 その広島にとって、あの人の「移籍」は今でも後ろ髪をひかれる思いだという。「貴重な存在だったからね」と話すのは、高ヘッドコーチだ。

「河田(雄祐元外野守備走塁)コーチは選手を盛り上げたり、気持ちを持っていくのがうまかった。(緒方)監督や外国人選手とも積極的にコミュニケーションを取ってくれていました。今、彼の代わりになる人はいないですね」

 河田コーチは昨オフ、石井琢朗打撃コーチと共に2年間在籍した広島からヤクルトへ移籍。秋季キャンプからチームに合流すると、カープ流の指導で盗塁時のリードや守備を選手に叩き込んだ。集中力が切れやすくサボリ癖のあるバレンティンにも片言の英語とジェスチャーを駆使。要所要所で監視しながら笑顔とジョークで重い腰を上げさせた。機動力野球を目指すチームで孤立しないための気遣いでもあった。

 ちなみに、ヤクルトは現在5位に低迷。シーズン連覇の立役者である2人のコーチを招聘しても、「知識や技術を生かせる選手がいなければ意味がない」と厳しい意見もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る