過去25敗の白鵬をねじ伏せ…栃ノ心が証明した「現役最強」

公開日: 更新日:

 過去の対戦成績は0勝25敗。一度も勝ったことのない横綱白鵬を「横綱相撲」で下して初日から12連勝、ひとり全勝を守って大関昇進を確実にしたのが関脇栃ノ心(30=春日野)だ。立ち合いからがっぷり四つ。互いにまわしを引き合う力勝負に持ち込むと、最後は土俵際で粘る白鵬を寄り切った。

 がっぷり四つに組めば、たとえ白鵬だろうとねじ伏せる怪力ぶりは、まさに「現役最強」と言っていい。

「(白鵬に勝つまで)数年かかったけど、ここで勝った相撲が一番うれしい」とは本人だ。

 これで昇進の目安である3場所33勝を上回る36勝。大関取りはもちろん、初場所に続く2度目の優勝に大きく前進した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言