巨額年俸をJリーグが一部負担か イニエスタ神戸入りの裏側

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 欧州の名門バルセロナで活躍し、スペイン代表の中心選手としてロシアW杯に出場するMFイニエスタ(34)のJリーグ・神戸入りの記者会見場には211社・348人のメディア関係者が押し寄せ、50台以上のテレビカメラがズラッと並んだ。

 ビッグネームの来日に米CNNから中東系のネット配信会社まで多くの海外メディアも記者会見場を訪れ、「さすがはイニエスタ!」「素晴らしい発信力!」といった声が会見場のアチラコチラから聞こえてきた。

「これまで神様ジーコがJリーグ入りしたり、4人のW杯得点王(リネカー、スキラッチ、ストイチコフ、フォルラン)もプレーしたが、彼はスペイン代表を10年南アW杯優勝に導き、バルセロナでは4度の欧州CL制覇を成し遂げている。Jの助っ人の中でも別格中の別格と言っていいでしょう。ちなみに年俸は約32億5000万円と報じられており、J最高給の神戸FWポドルスキの6億円の5倍以上。まさに正真正銘のスーパースターです」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 イニエスタは3年契約といわれており、そうなると年俸総額は約100億円。「そんな大金を払って神戸はモトを取れるのか?」と余計な心配をしたくなるが、サッカー関係者が「こんな裏事情がある」と言う。

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