ファンも聞き飽きた 本田圭佑の“大風呂敷”惨敗した4年前も

公開日: 更新日:

 さらに司会者からロシアW杯の勝算について聞かれると「これまでも出る以上は『優勝しか考えていない』としか言ってこなかった。確かに可能性は1%以下かも知れないが、それでも可能性がある限りは(優勝を)目指す」とW杯制覇を口にした。ここで思い出されるのは、4年前のブラジルW杯の本田の言動だ。

■威勢のいいご託を並べながら“海外逃亡”

 ことあるごとに「目指すは優勝」と豪語。初戦のコートジボワール戦で先制ゴールを決めたものの、終わってみれば1分け2敗でグループリーグ敗退。大黒柱を自任しておきながら、エースとしての責任を何も果たせなかった。それどころか大会前に「今は応援してほしい。批判は大会後に受ける」と言いながら、ブラジルでひとりだけチームを離れ、日本に帰国しないで欧州に向かった。

 そんな自分勝手な言動を2002年W杯で日本代表チームの団長を務めた木之本興三氏(故人)は「誰よりも優勝を公言していた本田選手に話を聞こうにも、ひとりだけ帰国しないで雲隠れ。どういう了見なのか、まったく理解に苦しむ」と苦言を呈していたものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変