6年ぶりV逃した有村智恵の衰え…再三のチャンス決められず

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 プレーオフ2ホール目も4ホール目もフックラインと読んでカップ右に外した。若い頃は気付きませんが、おそらく有村はこれまでもフックラインを何度も左に外すミスがトラウマになっていたのでしょう。それで優勝できなかったといえます」

 若い頃の有村はグリーン上でも強気だった。ライン読みは厚めという“保険”をかけずにいつもストレートに近く、カップオーバーを決して怖がらずに周囲がビックリするぐらい強めのパットで数々の勝利(ツアー通算13勝)をモノにしてきた。

 この日の本戦18番で入れごろのパットをショートするなど絶頂期には考えられなかった。

 すでに30歳を越えて、ここ数年はシード権にも手が届かない。

 若い頃なら「ここで負けても次がある」と切り替えもすぐにできるが、「いつチャンスが来るかわからない」となればパッティングが慎重になるのも仕方がない。ホールアウト後に「優勝が近づいている」と振り返ったが、メンタル面も年齢とともに衰えているのは確かだ。

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