2勝目狙うD・ジョンソン セーフティープレーで首位キープ

公開日: 更新日:

【全米オープン】

 D・ジョンソン(33)といえば196センチの長身から放つ300ヤード超ドライブが代名詞だが、この日の平均飛距離は291.1ヤード。前日の322ヤードより30ヤード以上も抑えた。86%(14分の12)のフェアウエーキープ率が示すように、方向性を重視したマネジメントに徹して距離を落とし深いラフを避けた。

 イン発進の前半は11、16番でスコアを2つ伸ばす。折り返した直後の1番は第2打が左ガードバンカーにつかまり3メートルのパーパットを外したが、この日のボギーはここだけ。4番で2.5メートルのバーディーパットを沈めてすぐに取り返すと、圧巻は7番のロングパットだ。ピンの右15メートルに乗せた下りの難しいパットを絶妙な距離感でカップイン。同組のT・ウッズは呆れたように笑った。67のラウンドで通算4アンダー。全選手で唯一のアンダーパーで2016年以来の2勝目が見えてきた。

 4勝した昨季は世界ランク1位に上り詰めたが、メジャータイトルには縁がなかった。

 マスターズの練習日に宿舎に戻ると階段から落ちて背中を強打し欠場。全米OP予選落ち、全英54位タイ、全米プロ13位タイに終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情