“大口”止まらず…本田圭佑が「結果にコミット」と独演会

公開日: 更新日:

「究極論でいうとサッカーは、最終的に<個>なんです。誰かのひと振りでボールがゴールに入るかどうか。戦術でゴールは決められない。この意見は、初めてW杯を経験してから一切、何も変わっていない。それを高めるためだけに欧州に挑戦してきた」と豪語。

 締めくくりとして「たとえば芝が悪いからと慌てたり、ピッチが悪いのに(いつもと)同じプレーをしようとしても(うまく)できない。それは人生に通じる」と人生訓まで飛び出す始末だ。

■個で違いを見せられず

 現地取材記者によると「16、17日の非公開練習の実戦形式トレーニングで本田は控えチームに回され、危機感を覚えている。それで17日に『これが最後のチャンス』とばかりにぶちまけた」。カザンで取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「本田は淡々とした表情で練習場に姿を現し、普段通りに練習メニューをこなしているが、控え降格という立場を実感しつつも、それを表に出すのはプライドが許さないので、<必死に平静さを装っている>のでしょう。メディア対応で発した<個>の部分は、まさに『その通り』と言うしかありませんが、テストマッチのスイス戦でトップ下を任せられた本田は、その<個>の部分で違いを見せられず、日本の攻撃をコントロールできなかったのですが……」

 今では「口でモノを言うだけ」の本田。何だか哀れになってきた――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず