W杯前にブレーメンと契約 大迫はもったいなさも“半端ない”

公開日: 更新日:

 コロンビア戦で決勝ゴールを決めたFW大迫勇也(28)の注目度が、グングン右肩上がり中だ。

 代名詞「半端ない」は英紙ガーディアンが「凄い、信じられないという意味でhampanaiが使われている」と報じるなど世界中に拡散しており、「今年の流行語大賞の最有力候補」と話すマスコミ関係者は多い。

 その大迫は、所属するブンデスリーガ1部ケルンが2部落ちしたこともあって、W杯前の5月に同1部ブレーメンへの移籍が発表された。ブレーメンは点取り屋としての能力を高く評価。前所属のケルンに移籍金7億円を払い、年俸はケルン時代の1億7000万円から2億円(3年契約)にアップしたともっぱら。

 サッカー関係者が「それにしても大迫はもったいないことをしたものだ」とこう続ける。

「契約をW杯本大会の後に交わしていたら<本大会でゴールを決めた男>としてブレーメンも、より良い条件を提示しただろうし、もし1次リーグ残りのセネガル戦、ポーランド戦でゴールを決めて決勝トーナメントに進出し、そこでも点を取れば2億円の年俸が、倍の4億円にハネ上がっていた。当然、付帯条件も手厚くなっていた。W杯で活躍し、ビッグネームの仲間入りを果たすとブンデスリーガの勝利給や特別ボーナスなどの額もドンとアップ。地元スポンサー企業からのCM契約のオファーも届くだろうし、年俸アップ分や勝利給、CM契約金などを合わせて3億円ほど“損した”勘定になります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー