19歳で米女子ツアー制覇…畑岡奈紗が日本人最年少Vの快挙

公開日: 更新日:

 後半は10番パー4でピンチを迎えた。ピンまで残り101ヤード、フェアウエーからの2打目を左に曲げてガードバンカーにつかまった。あごが高く、エッジからピンまで近い難しい状況だったが、3打目をピンそば50センチにピタリと寄せてパーセーブ。12番パー4は4メートルを入れて18アンダーとコースタイ記録に並んだが、直後の13番パー4でトラブルに見舞われた。ティーショットが右カート道にはねて不運にもクリークにつかまってしまう。ドロップして3打目は残り148ヤード。これを8番アイアンでピン手前2メートルにつけて1パットでしのいだ。

 アイランドグリーンの15番パー3(155ヤード)はピン手前4メートルからこの日6つ目のバーディーを決め、コース記録を更新。17番パー3(135ヤード)で1・5メートルを放り込むと、最終18番パー5(488ヤード)は3打目をピンそば50センチにつけた。上がり2ホールを連続バーディーで締めくくり、2位以下に大差をつけた。

 米ツアー参戦2年目の今季は54ホールに短縮された5月のキングスミル選手権でプレーオフまで残りながら、2ホール目でアリヤ・ジュタヌガーン(22・タイ)に敗れて悔しい2位。同月のLPGAボルビック選手権では大会2日目にトップに立ち、メジャーの全米女子オープンでも10位に入るなど4試合連続でトップ10入りを果たすなど優勝争いに何度も顔を出すようになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」