日大問題で衝撃の中間報告…内田前監督らの逮捕はあるのか

公開日: 更新日:

 試合から8日後、内田氏の指示を受けた井上氏が宮川選手をはじめとする関係部員を呼び出し。日大関係者が「タックルが故意に行われたものだと言えばバッシングを受けることになるよ」などと圧力をかけ、内田氏の関与を否定するよう求める口封じを画策。その2日後も日大の事情聴取を控えた部員数人に同様の要求をし、もみ消しに動いたという。

 中間報告は、問題発生の背景として内田氏と井上氏の人物像についても言及。内田氏をこう評した。

〈平成29年復帰以前の第一次監督時代、自己の意向に沿わないコーチに激しい暴力を振るって大怪我をさせたり、選手に対する暴力を伴う指導(いわゆる鉄拳制裁)を拒否するコーチを辞任に追い込んだりするという暴力体質〉

 井上氏についてはこうだ。

〈強大な権限を有する内田氏の意向には万事無条件で服従する傾向にあり、周囲には内田氏のお付きないし小間使いのような存在と認識されていた〉

 今後の焦点は傷害の共謀共同正犯や教唆犯に、2人を問えるのか、だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情