W杯4強の優勝ボーナス 最高は日本下したベルギー5200万円

公開日: 更新日:

 準決勝進出を果たした4チームの優勝ボーナスが明らかになった。

 各国メディアの報道を総合すると、選手1人当たりが手にするボーナス額が最も高額なのは、決勝トーナメント1回戦で日本に逆転勝ちしたベルギーだ。準々決勝で王国ブラジルをも一蹴して実に32年ぶりの4強に駒を進めた「赤い悪魔」の異名を持つベルギーのボーナス額は約5200万円。これはフランス(約3400万円)、イングランド(約2800万円)の優勝経験のある2チームと比べてもダントツで、クロアチア(約2000万円)を大きく引き離している。

 今大会の「赤い悪魔」はFWルカク(25=マンチェスターU)、MFデブルイネ(27=マンチェスターC)、GKクルトワ(26=チェルシー)ら攻守ともに世界的な選手を抱えるタレント集団。戦術家として知られるロベルト・マルティネス監督(44=スペイン)が率いることから、ベルギー協会では勝算ありと踏んだのだろう。同国では過去最高額となるニンジンをぶら下げて、選手を鼓舞したようだ。

 今大会のW杯の優勝賞金は史上最高の41億8000万円。単純計算で、選手1人当たり約1億8000万円を手にする。

 ベルギーの選手の大半は欧州のビッグクラブに所属し、高給取りも少なくないとはいえ、ぶら下げられたニンジンに目の色を変えているに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」