連戦地獄の阪神は苦戦必至…猛暑をも“味方”にするアノ球団

公開日: 更新日:

 長引く悪天候の影響で、9月に連戦地獄が待ち受けている阪神。9月19~24日の6連戦が終わると、1日空いて26日~10月5日の10連戦と、考えただけでだるくなるような過密日程が組まれている。

 セ・リーグは現在、2位以下が借金生活の団子状態。日替わりで順位が変わる状況だ。試合日程にかかわらず、CS行きをかけたAクラス争いは熾烈になるだろう。そこで阪神を苦しめるのがヤクルトではないか。

 連戦前の8月、阪神のスケジュールを見ると、巨人が6試合、DeNAと中日が4試合、広島は3試合。それに対してヤクルトは8試合が組まれ、今後は計16試合も対戦を残している。

 今季ここまで阪神はヤクルトとの対戦成績が6勝3敗。しかし、ヤクルトは体力が消耗されるはずの後半戦に強い。シーズン96敗と惨敗した昨季は例外だったが、リーグ優勝をした2015年は5月に負け越すも、6月以降はすべて勝ち越し。5位だった2016年でも6、7月に負け越しながら8月は勝ち越している。

 ましてや上位打線は阪神を「お得意さま」にしている。坂口は阪神戦に最も好相性で打率.406、山田は.306、青木も.304と夏男が多い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  5. 5

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 9

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 10

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  3. 3

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 4

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  5. 5

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  1. 6

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  2. 7

    高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避

  3. 8

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  4. 9

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  5. 10

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督