カネと欲望がうごめく甲子園 ネット裏“怪情報”<番外編>

公開日: 更新日:

■吉田(金足農)「横浜から14奪三振」の値段

 17日に横浜(南神奈川)から14奪三振でベスト8入りした金足農(秋田)の右腕・吉田輝星。ここまで3試合で計41奪三振。この日の九回には150キロをマークし、敗れた横浜の主将・斉藤が「低めのストレートの伸びは自分の予想を超えていた」とうなだれたほどだ。

 とはいえ、すでに今秋のドラフト1位指名は確実視されている。横浜の強力打線を抑えたからといってプロ側の評価が変わるはずはないと思ったら、実はそうでもないらしい。

「高卒ドラフト1位指名選手の契約金は8000万円が相場です。けれども、甲子園に来て3試合連続、しかも強打の横浜から2ケタ三振を奪ってスタミナもあることを証明したし、甲子園大会後のU―18でも活躍するようなら、評価をさらに上げる球団も出てくる。その結果、ドラフトの1位指名が重複すれば、契約金は上限の1億円に上げざるを得ないでしょう」(在京球団のスカウト)

 吉田はこの日の快投で自身の価値をさらに高めたことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった