女子マラソン野上が粘り銀も…東京五輪メダルには10分遅い

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東京五輪の男女マラソンは、猛暑酷暑を考慮して、当初予定から30分繰り上げて、午前7時スタートになった。陸連はレース当日の気温は35度を超え、湿度も80%以上と想定しているとはいえ、今回のアジア大会の井上の18分台、野上の36分台で五輪でのメダルの機運を盛り上げるには無理がありますよ。陸連の瀬古(利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー)さんですら、東京五輪の優勝タイムを『男子は2時間10分、女子は2時間21分を切るのは難しい』と予想していますからね」(陸上ライター)

 ちなみに、気温32度・湿度90%という悪条件の中で行われた98年のバンコク・アジア大会の女子マラソンを制した高橋尚子のタイムは2時間21分47秒だった。これは、当時の世界歴代5位のタイム。高温多湿のレースでも世界のトップはそれなりの記録を出してくるのだ。

 そのQちゃんは、東京五輪での優勝タイムを「男子は2時間7分、女子は2時間24~25分」と予想している。

 選手もファンもメディアに踊らされてはいけない。

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