海外組に配慮の選考も 森保ジャパン大幅若返りのウラ側

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 アジア大会が開催されているインドネシアで30日、日本代表監督を兼任する森保五輪監督が、9月のキリンチャレンジ杯の日本代表メンバー23人を発表した。

 ロシアW杯のレギュラー組は全員が外れ、平均年齢も28.3歳から25.3歳と大幅に若返った。DF冨安(19=シントトロイデン)、MF堂安(20=フローニンゲン)、伊藤(21=ハンブルガー)、DF佐々木(28=広島)の4人が初選出された。

■サイドバックに期待

「10年南アW杯から代表を牽引してきたGK川島、MF長谷部、MF本田らが代表引退を表明したこともあり、今回のメンバー発表では世代交代が印象付けられた。とはいえ、ロシアW杯でも活躍したドイツのMF香川はトルコ移籍が取り沙汰され、FW大迫、FW原口、イングランドのFW武藤は今季から新天地でプレーしており、所属リーグが開幕したばかりの時期に日本代表に呼ぶことで<クラブ内での序列が低下>しないように配慮した結果だと思います」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 今回メンバーで注目は「右SBの室屋(24=FC東京)と左SBの車屋(26=川崎)」と前出の六川氏がこう続ける。

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