体操・宮川の弁護士に聞く “塚原謝罪”受け入れ拒否の真意

公開日: 更新日:

 謝罪を突っぱねた。

 塚原夫妻がリオ五輪女子体操代表の宮川紗江(18)からパワハラ被害を告発された問題で、さる2日、夫妻は連名で謝罪文を発表。「宮川紗江選手に対して直接謝罪をさせていただきたい」と、全面降伏の姿勢を見せた。

 このわずか2日前には、宮川の告発に反論する反撃文書を発表。百八十度態度を翻したとあって、宮川サイドの反応が注目されていたが、4日、宮川の代理人である山口政貴弁護士は日刊ゲンダイの取材に「『謝罪を受け入れる意向はありません』とお断りのFAXをお送りしました」と明かした。

 山口弁護士が言う。

「塚原氏の代理人から謝罪の申し入れがありましたので、(4日の)15時ごろに文書でお断りします、とお伝えしました。謝罪文の内容を見ても、ポーズだけ、パフォーマンスだけ、何の誠意もないなという印象の文書。とても額面通りには受け取れません。そもそも、パワハラ行為について認めておりませんし、ご自身の進退についても書かれていない。テレビ各局での(光男副会長の)インタビューの様子を見ても、どうにかして(体操)協会に残り、返り咲きたいという意図が見え隠れしていました印象です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校