山根明氏の後任 連盟新会長は宮崎に19軒の“キャバクラ王”

公開日: 更新日:

 ちなみに内田会長は、今年4月に新宿御苑で行われた安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」に招待されている。

 再興する会のメンバーが中心になって構成された連盟の新理事26人も、内田会長の逮捕歴については了承済み。その上で連盟は、日本オリンピック委員会の橋本聖子副会長、西村康稔内閣官房副長官に最高顧問就任を打診しているという。

「選手ファーストで透明性のある団体をつくっていきたい。公益法人化を目指して頑張ります」

 山根体制で問題になった不正や隠蔽、「奈良判定」などの疑惑を念頭にこう所信表明した内田会長。連盟関係者は、「過去の問題をあげつらう怪文書も出回りましたが、実業家としてしっかりとした基盤を持っている。少なくとも連盟の私物化や、私利私欲で動くようなことはないはずだし、その必要がない。リーダーシップがある」と期待を寄せる。いずれにしろ、スポーツ団体のトップとしては異例の経歴を持つ新会長に、地に落ちたアマチュアボクシング界のかじ取りが託された。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった