山根明氏の後任 連盟新会長は宮崎に19軒の“キャバクラ王”

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 ちなみに内田会長は、今年4月に新宿御苑で行われた安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」に招待されている。

 再興する会のメンバーが中心になって構成された連盟の新理事26人も、内田会長の逮捕歴については了承済み。その上で連盟は、日本オリンピック委員会の橋本聖子副会長、西村康稔内閣官房副長官に最高顧問就任を打診しているという。

「選手ファーストで透明性のある団体をつくっていきたい。公益法人化を目指して頑張ります」

 山根体制で問題になった不正や隠蔽、「奈良判定」などの疑惑を念頭にこう所信表明した内田会長。連盟関係者は、「過去の問題をあげつらう怪文書も出回りましたが、実業家としてしっかりとした基盤を持っている。少なくとも連盟の私物化や、私利私欲で動くようなことはないはずだし、その必要がない。リーダーシップがある」と期待を寄せる。いずれにしろ、スポーツ団体のトップとしては異例の経歴を持つ新会長に、地に落ちたアマチュアボクシング界のかじ取りが託された。

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