メドベージェワ首位発進 目標は羽生との“アベック表彰台”

公開日: 更新日:

 フィギュアスケートのオータム・クラシック(カナダ・オークビル)が20日(日本時間21日)に開幕。初日の女子ショートプログラム(SP)は、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)が70.98点で首位に立った。

 メドベージェワは、平昌五輪後、幼少の頃から指導を受けてきたエテリ・トゥトベリーゼ氏(ロシア)から、羽生ら多くのトップスケーターを教え子に抱えるブライアン・オーサー氏(カナダ)にコーチを変更。

 今季初戦を前に「昨季終了後、人生のすべてを変えた。今回の目標はスケートを楽しむこと」と、勝敗には無関心を装ったが、内心はロシア人コーチへの意趣返しに燃えている。

 今年5月にトゥトベリーゼ氏と決別したのは、同僚で平昌金メダルのアリーナ・ザギトワ(16=同)を寵愛する同氏に不信感が芽生えたからだといわれる。それに加え、男子のトップスケーターである羽生に憧れていたこともカナダ移住のきっかけになった。

 かつてのロシアの女王は、羽生とのアベック表彰台が今季の目標になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ