杉田には完勝も…錦織圭2年ぶりツアー最終戦へ“崖っぷち”

公開日: 更新日:

 決勝戦でこのガッツポーズは見られるか。

 男子テニス楽天オープン(ATP500)シングルス1回戦、世界ランク12位で第3シードの錦織圭(28)が同ランク110位の杉田祐一(30)に6―4、6―1で完勝した。

 錦織の今季の最終目標は2年ぶりにツアーファイナル(11月11日開幕)に出場すること。その切符はレースランキングの上位8選手しかもらえない。現在10位の錦織は2人を蹴落とさなければならないが、自分より下位の選手に抜かれることもある。

 今大会後は上海ロレックスマスターズ(7日開幕)、エルステ・バンクOP(22日開幕)、パリ・マスターズ(29日開幕)と続く。まずは地元で4年ぶりの優勝を果たし、ポイント(1000)の高い上海マスターズに向かいたいところだが、レースランク6位のチリッチ、8位アンダーソン、15位ラオニッチも参戦。錦織の壁となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ