大谷が着手へ “超地味”リハビリメニューをトレーナー解説

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 いよいよ、本格的なリハビリがスタートする。

 レギュラーシーズン終了翌日の1日(日本時間2日)に右肘内側側副靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けたエンゼルス・大谷翔平(24)。きょう(同9日)で術後から1週間が経過した。

 TJ手術を受けた選手は通常、術後1週間から10日程度で、患部のリハビリプログラムに着手する。

 この時期は当然、ボールやバットを握るのは許されず、取り組むリハビリのメニューは極めて地味なものばかり。

■術後6カ月程度で初めてスローイング

 まずは患部の右手の指を開いて、閉じる動作を繰り返すことから始める。

 その後、物を持って肘を動かすなど、徐々に負荷をかけていく。

「通常、術後3カ月までは、手の屈曲、伸展、回旋動作を行います。具体的には、洗顔、洗髪、歯磨きなどの日常生活を普通にこなせるようにします。日本人選手によっては、箸で豆を挟んで器に移すなどの細かい作業をメニューに取り入れるケースもあるでしょう。この時期のリハビリは、最も個人差が出やすい。物を持って肘を動かすことで痛みや張りがないかを常に確認する必要があります」(元ドジャースのアシスタントトレーナー・深澤英之氏)

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