大谷の起用法にも影響あり オースマス新監督はデータ主義

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(24)の新しいボスが決まった。

 ソーシア監督の後釜として就任したブラッド・オースマス新監督(49)が22日(日本時間23日)、本拠地エンゼルスタジアムで会見。今季、ア・リーグ西地区4位と低迷したチーム再建を託された新監督は「とても興奮している。過去や他チームのことは考えず、我々が、その試合で勝つことを考えていきたい」と意気込みを口にした。右肘のトミー・ジョン手術を受け、来季は打者に専念する大谷については「特殊な才能を持っていて、素晴らしいアスリート。私が想像していた以上に好打者だ」とし、2020年に二刀流として復帰させると明言した。

 米東部の名門ダートマス大学をマイナーリーグでプレーしながら卒業。ドラフト48巡目の下位指名ながら、頭脳的なリードで頭角を現し、パドレス、ドジャースなど延べ6球団でプレーし、00年にはタイガースで野茂英雄とバッテリーを組むなど、日本人投手と馴染みがある。

 ビリー・エプラーGMが「進化し続ける戦略や確率論的アプローチへの理解が決断の決め手になった」と話した通り、データを駆使した采配、選手起用が特徴だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発