ライバルが3回戦敗退で…錦織圭がATPツアーファイナル進出

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 男子テニス錦織圭(28=世界ランク11位)が敵失で生き残った。

 マスターズ・パリ大会は1日、シングルス3回戦を行い、錦織とATPツアーファイナル(11日開幕=ロンドン)進出を争っていた世界9位のジョン・イズナー(33=米国)が、同18位のカレン・カチャノフ(22=ロシア)にセットカウント1―2で敗退、ファイナル進出争いから脱落した。欠場を表明していないものの、4番手デルポトロ(アルゼンチン)が右の膝蓋骨を骨折していることから、9番手の錦織が繰り上がりで出場する可能性が高まった。

 その錦織は、この日の3回戦で同6位のケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)に6―4、6―4のストレート勝ち。決勝で敗れた先週のエルステバンク・オープン(ウィーン)の雪辱を果たし、2014年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。

 錦織は前回の対戦でも苦戦した最速200キロ超のサーブにてこずりながら、相手のミスから第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。
試合の主導権を握ると、第2セットも隙を与えずに振り切った。

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