DeNA1位・上茶谷は「真面目で努力家」 指導者3人が明かす

公開日: 更新日:

 京都学園高の堂弘監督が話を引き取る。

「こと野球に関してはストイック。与えられた練習だけではなく、必ずそれに自分自身でプラスアルファを考えて取り組む選手でした。2年生の冬に右ヒジを痛めて手術もしましたが、その時も前向きにリハビリをして乗り越えました。学校生活も真面目で他の先生方から『上茶谷くんは本当にしっかりしてますね』と言われるたび、私もうれしくなったものです」

 中学時代に所属した京都レッドベアーボーイズの甲斐省三監督がこう言う。

「うちでは4番手投手でしたが、彼ほど努力した子はいません。週末の7時間練習のうち、5時間は走っていました。常に車のタイヤをつけたロープを腰に巻いてね。トイレに行くときはどうすればいいんですか? と聞くので、タイヤを縦に立てれば入れるやろ! なんて言ったりして。そういう練習にもカミチャは一切、音をあげなかった。性格はおちゃめで物おじしないタイプ。人前でモノマネを披露したり、漫才をやったり。器用で観察眼に優れているからモノマネは絶品ですよ。DeNAラミレス監督の現役時代の真似が得意で、それも打撃フォームだけでなく表情まで再現するなど芸が細かい。毎年1月3日に赤熊祭というチームのイベントがあるのですが、カミチャは卒団してからも欠かさず参加してくれる。律義な子で自慢の教え子です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学