阪神また迷走…助っ人獲得失敗続きでレアードに方向転換か

公開日: 更新日:

 日本ハムの保留者名簿から外れることが濃厚となったレアード(31)を巡り、阪神が迷走し始めているという。

 4年間で通算131本塁打を放ったこの大砲助っ人。阪神は今年、金本監督が解任される以前に調査を進めていたが、矢野監督の誕生により白紙となり、国外選手にターゲットを絞った。

巨人との争奪戦の末にビヤヌエバ(パドレス)の獲得に失敗。三塁と一塁が守れる4番候補をターゲットにしてもおかしくない状況なのだが、阪神はあまり乗り気ではない。性懲りもなく、新助っ人探しに血道を上げている」(阪神OB)

 とはいえ、最も評価していたビヤヌエバを巨人に奪われたとあっては、次の候補は力が落ちるとみるのが妥当だ。前出のOBが続ける。

「それに、阪神は新助っ人野手の失敗が続いている。今季、年俸3.4億円で獲得したロサリオが活躍できなかっただけでなく、一昨年のヘイグ、昨年のキャンベルとロジャースら、日本でプレー経験がない野手は外れる確率が高いといっていい。その一方で、2002年のアリアス(前オリックス)、05年のシーツ(前広島)といった移籍組は活躍した。それだけに、球団内では、『日ハムで実績十分のレアード取りに方向転換した方がいい』との声が上がり始めている」

 レアードについては、複数の球団が関心を示しているというが、阪神はどう動くのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾