MLBがロンドンで初開催 歴史的一戦で「マー君vs雄星」も

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 歴史的な一戦で、日本人同士による投げ合いが実現するかもしれない。

 MLBは来年6月、欧州で初めてレギュラーシーズンを実施する。AP通信によれば、レッドソックス―ヤンキース(ロンドン競技場)の入場料は最安値で30ポンド(約4000円)、最高値で385ポンド(約5万6000円)になるという。

 同競技場を本拠地とするサッカー・プレミアリーグのウェストハムのチケット代は高くても55~80ポンド(約8000~1万2000円)程度だから、MLBの強気な姿勢がうかがえる。

 英国では、サッカーやラグビーが盛んで、野球文化は根付いていない。MLB初の欧州公式戦は集客での苦戦も予想される。そこで頼りになるのが、ヤンキース・田中将大(30)だ。

 現地の日本大使館によれば、在留邦人はロンドンのあるイングランドだけでも5万9456人(17年10月1日現在)。

 駒大苫小牧高、楽天時代に日本中を熱狂させた田中は、現地の在留邦人にも馴染みは深いはずだ。

 さらに対戦相手であるレッドソックスは今オフ、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す菊池雄星(27)獲得に動くとみられている。菊池が来季、レッドソックスでプレーすることになれば、田中とともにMLBの欧州興行の目玉として担ぎ出されそうだ。

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