田中将大が新グラブ披露…職人が明かしたこだわりの中身

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 今季メジャー5年目を迎えるヤンキース田中将大(29)が用具を一新した。

 22日は都内で行われたスポーツ用品メーカー「ミズノ」とのアンバサダー契約更新発表会見に出席。あわせて今季、使用するグラブもお披露目した。

 田中は駒大苫小牧高時代から同社製のグラブを使用しており、18年モデルは網目の部分の凹凸を抑えた。グラブ選びでは革の質を重視しているそうで「パサパサしているよりもしっとりとしたものが好き」と説明。「何よりも『受球面』の顔にはこだわっていますね」と冗談交じりに話した。同社で多くの選手の用具製造に携わってきた久保田憲史事業部長は、田中のグラブへのこだわりについてこう話す。

「本人も言うように革そのものはしっとりとしたものを好みますが、グラブ自体は硬いつくりになっています。投手の中でも田中投手のグラブは特に硬い方だと言っていいでしょう。田中投手はリリースの際、グラブをしっかりと力強く握るため、普通の強度ではへたりやすい。グラブが潰れてしまうのが嫌なそうなので、へたりにくい子牛の革を使用しています」

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