田中将大が新グラブ披露…職人が明かしたこだわりの中身

公開日: 更新日:

 今季メジャー5年目を迎えるヤンキース田中将大(29)が用具を一新した。

 22日は都内で行われたスポーツ用品メーカー「ミズノ」とのアンバサダー契約更新発表会見に出席。あわせて今季、使用するグラブもお披露目した。

 田中は駒大苫小牧高時代から同社製のグラブを使用しており、18年モデルは網目の部分の凹凸を抑えた。グラブ選びでは革の質を重視しているそうで「パサパサしているよりもしっとりとしたものが好き」と説明。「何よりも『受球面』の顔にはこだわっていますね」と冗談交じりに話した。同社で多くの選手の用具製造に携わってきた久保田憲史事業部長は、田中のグラブへのこだわりについてこう話す。

「本人も言うように革そのものはしっとりとしたものを好みますが、グラブ自体は硬いつくりになっています。投手の中でも田中投手のグラブは特に硬い方だと言っていいでしょう。田中投手はリリースの際、グラブをしっかりと力強く握るため、普通の強度ではへたりやすい。グラブが潰れてしまうのが嫌なそうなので、へたりにくい子牛の革を使用しています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」