プロでメシ食う気概 「問題児」の野球ノートを見て驚いた

公開日: 更新日:

 1年前のこと。その年のドラフト上位で指名した高校生投手の「野球ノート」をたまたま見る機会があった。

 その高校の野球部監督は、部員に毎日、ノートを書くことを義務付けていた。その日の練習の課題や反省、授業で最も印象に残ったこと、通学の途中で見聞きしたもの……「野球ノート」とは名ばかりで内容は自由。要するに日記みたいなものさ。

 くだんの高校生投手、潜在能力はケタ違いだった。フォームもコントロールもいい。球速はトレーニング次第でまだまだアップするだろう。甲子園でも活躍したし、能力を示す数値も抜けていた。ただ、性格や人間性が疑問視されてた。チャランポランで、女の子と遊びに行ったきり寮に帰ってこないなんてウワサもあった。「問題児」のレッテルがはられていることもあって他球団は敬遠したものの、部長の強い推薦で指名することになった。

「彼とは練習を見に行ったときに、こっそり話をしたが、問題児どころか、かなり期待できる。受け答えもしっかりしているし、なにより自分はプロでメシを食っていくんだという気概がある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”