大船渡・佐々木朗希は“地方県立”のハンデを超えられるか

公開日: 更新日:

「オーソドックスなフォームで体のバランスが良く、腕の振りも思い切りがよく気持ちいいほど。柔軟性もある。ポテンシャルの高さは今年のドラフト候補ナンバーワン。松坂やダルビッシュ、田中マーくんに匹敵するレベルです」

 こう話すのは、あるセのスカウトだ。

 佐々木朗希(岩手・大船渡)はMAX157キロの直球に加え、キレのあるスライダーが武器。しかし、その一方で制球はイマイチ。地元岩手県の高野連関係者は、「制球がアバウトで、捕手の構えたコースにバシッといくケースが少なく、ストライクを取りにいった甘いボールを打たれがち」と言う。昨年の秋季大会では準決勝の盛岡大付戦で完投するも、7失点とボロボロだった。

 冒頭のスカウトは「プロ入りまでにどこまでレベルアップできるか」と、こう続ける。

「気になるのが、大船渡はフツーの地方県立校ということ。プロに入って成長する高卒選手は、高校時代から将来を見据えた練習を叩き込まれているもの。これが横浜高校や大阪桐蔭のような強豪校ならともかく、それだけの指導者がいるかどうか……。地方の公立出身の高卒ドラ1で大成したケースはほとんどありませんからね。今後は各地の強豪校から練習試合が殺到するでしょう。そこで経験を積んで自分を磨けるかが、カギになりそうです」

【連載】19年ドラ1候補 高校生投手4人を採点

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  2. 2

    ドラ1候補の沖縄尚学・末吉良丞“まだ治らない左ヒジ”に日米スカウトやきもき…夏の甲子園沖縄県予選きょう23日開幕

  3. 3

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  4. 4

    ドジャース指揮官は真美子夫人に言及も…2児の父となった大谷翔平に「心配のタネ」

  5. 5

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  1. 6

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 7

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  3. 8

    高市内閣支持率下落の必然…衆院選の公約「消費税ゼロ」反故にする裏で進める“ゲリマンダー政治”の闇

  4. 9

    巨人橋上監督代行が見せたシビアな顔 「坂本勇人を使ったら、浦田が使えなくなっちゃう」

  5. 10

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す