雄星2年目以降に照準 ディポトGM“4年62億円”の投資センス

公開日: 更新日:

 マリナーズは菊池に対して「4年5600万ドル(約61億6000万円)」を保障した。年平均15億円強は、エースに次ぐ先発2番手に相当する金額だ。本来なら最低でも2ケタ勝利を期待されるところだが、この金額はあくまで菊池の潜在能力を評価して算出されたもの。2年目以降を見据えたディポトGMの「先行投資」なのだ。

 滑りやすいメジャー公認球、硬いマウンド、中4日の登板間隔……日本人投手が渡米して最初に克服しなければならない課題は山ほどある。メジャーの環境に適応するだけでもかなりの労力が必要になる中、1年目からいきなり大きな成果を求められているわけではない。余裕をもってシーズンに臨めることはプラスに作用しそうだ。

【連載】マリナーズ菊池雄星 この5人が命運握る

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは