初賜杯が目前に 遅咲き玉鷲の相撲開眼までと師匠の教え

公開日: 更新日:

「若い頃から突き押しの力士だったが、いかんせん『ハマれば強い』程度だった。原因は熱くなりやすい性格。気合ばかり空回りして上半身がガチガチになり、さらに張られたらムキになって張り返すものだから脇があいて、簡単に差されていた。それがここ最近は熱くならないようにと心がけているようで、常に冷静。張り返さなくなって脇が締まるようになり、バランスのよい相撲を取れるようになった」

 モンゴル人力士だが、先代師匠である片男波親方(元関脇玉ノ富士)から「仲間内でつるむと情がわく」と厳しくしつけられ、モンゴル閥とは距離を置いている。

 さるタニマチ筋が言う。

「同郷の力士とは交流がないわけじゃないが、付き合い程度。彼らの互助組織であるモンゴル会にも入っていないと聞いている。もっとも、そんな浅い付き合いのおかげで命拾いしたこともある。それが17年の秋巡業中に起こった、いわゆる『日馬富士暴行事件』。玉鷲は当初、白鵬らに宴席に呼ばれていたんだが、『宿舎で見たいドラマがあるから行けない』と、これを拒否した。もし、あの場にいたら玉鷲も加害者のひとりとしてバッシングされていたかもしれない」

 初賜杯に手が届くか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道