世界ジャンプ金濃厚も…小林陵侑の敵は地元贔屓の嫌がらせ

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 今季の個人総合優勝はポイント争いのトップを走る小林に、昨季頂点に立った2位ストッフ(31・ポーランド)、2季前の覇者で3位クラフト(25・オーストリア)の三つ巴の様相だ。

 ジャンプ界ではその前に22日からゼーフェルト(オーストリア)で開幕する世界選手権も注目されている。ここでも小林は優勝候補の筆頭だが、懸念されるのが嫌がらせだ。

 欧州のスキー関係者が言う。

「ジャンプは逆風は有利に、追い風は不利になる。今年の世界選手権はクラフトの母国で開催され、すでに前売り券は完売です。世界選手権も興行ですから地元選手が活躍した方が盛り上がる。例えば、地元の選手にとって強力なライバルが跳ぶときは絶好の逆風でもスタートの青信号を出さないことや、追い風の時に青信号を出すこともないとは言えません」

 記録ラッシュの小林の敵はライバルだけではなさそうだ。

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