世界ジャンプ金濃厚も…小林陵侑の敵は地元贔屓の嫌がらせ

公開日: 更新日:

 今季の個人総合優勝はポイント争いのトップを走る小林に、昨季頂点に立った2位ストッフ(31・ポーランド)、2季前の覇者で3位クラフト(25・オーストリア)の三つ巴の様相だ。

 ジャンプ界ではその前に22日からゼーフェルト(オーストリア)で開幕する世界選手権も注目されている。ここでも小林は優勝候補の筆頭だが、懸念されるのが嫌がらせだ。

 欧州のスキー関係者が言う。

「ジャンプは逆風は有利に、追い風は不利になる。今年の世界選手権はクラフトの母国で開催され、すでに前売り券は完売です。世界選手権も興行ですから地元選手が活躍した方が盛り上がる。例えば、地元の選手にとって強力なライバルが跳ぶときは絶好の逆風でもスタートの青信号を出さないことや、追い風の時に青信号を出すこともないとは言えません」

 記録ラッシュの小林の敵はライバルだけではなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い