お粗末JGA マスターズ女子アマ出場枠を早とちりし大騒動に

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 つまり、JGAが「オーガスタ・ナショナル女子アマに出られる」と安請け合いしたせいで、スケジュールが大きく狂ってしまったのだ。

 米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

「大会出場人数は72人です。まず全米女子アマ、全英女子アマ、アジアパシフィック女子アマ、全米ジュニア女子、USガールズPGA、全英ガールズの優勝者(複数優勝者がいるため5人)が選ばれる。次の60人がワールドアマチュアランキングから選ばれ、残り7人が特別招待。ただ、ワールドランキング60人といっても、米国トップ30が入り、残りの30人枠がワールドランキングの上位から選ばれる仕組みです。ランキングは安田16位、吉田49位、西村68位、古江70位ですから、JGA担当者がカテゴリーをよく理解せずに、出場できると早とちりしたのではないでしょうか」

 アマチュアゴルファーを統括するJGAにしては、今回の騒動はお粗末極まりない。

「アマチュアランキングでは下位の選手も選ばれています。家族がJGAに問い合わせてから、2週間以上も経つのに何の連絡もありません。何でこんなに時間がかかっているのか、JGAは何か不手際を隠蔽しているのではと疑いたくなりますよ」(関係者の話)

 ちなみに、日刊ゲンダイも2月4日にJGA・N氏に取材を申し込むと、「今、整理している。今週中に返答する」という話だったが、12日現在、連絡はない。こんなズボラなJGAに将来有望なアマチュアたちを任せていいのか、不安が募ってくる。

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