本多コーチが“喝” ソフトB育成選手・周東に「通用しない」

公開日: 更新日:

 20日、紅白戦で躍動したのが、ソフトバンクの育成選手・周東佑京(しゅうとう・うきょう=23)だ。「9番・左翼」で出塁し、3打数3安打1四球と全打席で出塁。走塁面でも思い切りのよさと判断力で、2得点をもぎとった。試合途中からは二塁守備にもつくなど、一級品の足を持つオールラウンダーだ。

 とはいっても、技術はまだ発展途上。打撃も足で稼ぐヒットが多い。そんな周東が、キャンプ初日からA組(一軍相当)にいるのはなぜか。

 本多内野守備走塁コーチは「それは監督に聞いてください」と話しつつ、こう続けた。

「結果を残せば一軍に残れるが、周東はなんで自分が今、A組にいるのかを理解していないと、意味がない。全然声が出ていないし、確認作業もしていない。きっと小さい頃から野球をやってきてそういうことになったと思うんですよ。でも、それではプロは通用しない。やらなきゃいけないんです」

 一軍への道は遠い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束