ブラジル撃破の殊勲…なでしこFW小林里歌子の光明

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 米国で開催中の「シービリーブス杯」第2戦が行われ、なでしこジャパンが南米王者のブラジルを3―1で撃破した。日本の快勝のように見えるが、実際にはブラジルの猛攻を耐えに耐えた内容だった。嫌な流れを断ち切る勝ち越しゴールを決めたのは、途中出場のFW小林里歌子(日テレ・ベレーザ)だ。

 高倉麻子監督が初めて世界一を手にしたU―17女子W杯の優勝メンバーだった小林。その攻撃センスの高さから前途洋々のサッカー道を歩むと思われたが、前十字靱帯断裂、右膝半月板損傷などとにかくケガに泣かされた。高校3年時にベレーザに入団してからもリハビリは続き、ようやくピッチに復帰したのは昨年の4月だった。ここ1年にも満たない期間でのプレーで高倉監督は、彼女の代表招集を決断した。切れのあるドリブルから振り出されるシュートは小林の得意とするプレーだが、なでしこジャパン初ゴールは、まさかのヘディングだった。

「いや~頭で決めたことがなくて」と照れ笑いの彼女。ベレーザのチームメートでもあるFW籾木結花のクロスの質も高く、しっかりとGKの逆のコースを突いてゴールに突き刺した。得意の形ではなかったものの、それも「プレーの幅が広がった」ととらえれば、これから空中戦も期待できる。

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