スカウト絶賛の大船渡・佐々木朗希“メジャー強奪”に現実味

公開日: 更新日:

「直球のキレは今プロに入っても3本の指に入る」(巨人・長谷川スカウト部長)、「高校生の規格を超えてしまっている。とにかくエンジンの大きさがすごい」(日本ハム・大渕スカウト部長)といったスカウト評がすでにスポーツマスコミを騒がせているが、春先に160キロ近い速球を投げる高校生右腕には海の向こうのメジャーも垂涎だ。

 さる放送関係者がこう言った。

ドジャースは4人体制で見ていたし、他にフィリーズ、レイズ、オリオールズ、パイレーツ、アスレチックスのスカウトも佐々木に熱視線を送っていた。そのうちフィリーズ、オリオールズ、パイレーツ、アスレチックスは昨年11月、国学院栃木との練習試合で登板した際にもスカウトがチェックしていた。そのときにいた日本のスカウトは巨人と西武の2球団でしたから、メジャーはある意味、日本の球団より熱心かもしれません。アスレチックスにいたっては11月の練習試合以前に米国人スカウトがわざわざ来日、岩手の大船渡高のグラウンドまで練習を見に来たくらい。ヤリ手と評判の大手代理人事務所も、昨年から佐々木の周辺でゴソゴソ動いていると聞きました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  3. 3

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  4. 4

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  5. 5

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  1. 6

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  2. 7

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  3. 8

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  4. 9

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理