メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

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 85分間に及ぶ引退会見でイチローは、いくつもの興味深いコメントを残した。

 例えば、「ダメだな、これを言うと問題になりそう」と言いつつ口にした、現在のメジャー野球を批判するような以下の発言である。

■「日本は頭を使う面白い野球を」

「本来、野球というのは頭を使わないとできない競技なんです。でも、そうじゃなくなってきている。それが気持ち悪い。日本の野球がアメリカの野球に追従する必要はまったくない。日本は頭を使う面白い野球であってほしいと思います」

 現在のメジャーにはデータ旋風が吹き荒れている。球団が選手の能力や評価を数字に変換し、チームづくりに活用。チームによっては、数学者や物理学者まで雇い入れている。彼らが収集、分析したデータに基づく用兵が首脳陣には求められるようになった。選手は選手で、投手なら軍事用レーダーによって計測された球の回転数や回転軸にまで口出しされ、打者は打ち出し角度やボールに対するバットの入射角を持ち出されて、「本塁打が出る確率が高い」とフライを打つことを推奨される。メジャー日本開幕戦でも見られた極端な守備シフトももちろんデータに基づいたもので、内野の間を抜けるはずの打球がアウトになるケースが飛躍的に増した。

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