なでしこが仏に1-3で完敗…鈴木良平氏が今後の課題を指摘

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 欧州遠征中のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、6月の女子W杯開催国であるフランスと敵地で対戦(日本時間5日午前4時キックオフ)。1―3のスコアで完敗を喫した。ちなみにフランスの世界ランクは4位。対する日本は7位。しかし……レベル差は、世界ランク以上の隔たりがあった。なでしこの初代監督を務めた鈴木良平氏がこう言う。

「フランスは母国で開催されるW杯のダントツ優勝候補です。2011年ドイツW杯でなでしこが初優勝を飾り、世界各国の女子代表がパワー、スピードに加えて日本サッカーの持ち味<パスをつないで試合の流れを引き寄せる>戦術を導入。中でもフランスはパワーとスピードを損なうことなく、パスというエッセンスを上手にちりばめ、チーム力の大幅アップを勝ち取りました。世界ランク1位がふさわしい国です」 

 そんなフランス相手になでしこは前半24分、左サイドからのボールを右MF中島が左足ダイレクトシュート。GKがこぼしたボールをFW小林里歌子が右足で蹴り込み、一矢を報いた。日本女子サッカー得意の連動性アリの見事な攻撃だった。

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