なでしこが仏に1-3で完敗…鈴木良平氏が今後の課題を指摘

公開日: 更新日:

 欧州遠征中のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、6月の女子W杯開催国であるフランスと敵地で対戦(日本時間5日午前4時キックオフ)。1―3のスコアで完敗を喫した。ちなみにフランスの世界ランクは4位。対する日本は7位。しかし……レベル差は、世界ランク以上の隔たりがあった。なでしこの初代監督を務めた鈴木良平氏がこう言う。

「フランスは母国で開催されるW杯のダントツ優勝候補です。2011年ドイツW杯でなでしこが初優勝を飾り、世界各国の女子代表がパワー、スピードに加えて日本サッカーの持ち味<パスをつないで試合の流れを引き寄せる>戦術を導入。中でもフランスはパワーとスピードを損なうことなく、パスというエッセンスを上手にちりばめ、チーム力の大幅アップを勝ち取りました。世界ランク1位がふさわしい国です」 

 そんなフランス相手になでしこは前半24分、左サイドからのボールを右MF中島が左足ダイレクトシュート。GKがこぼしたボールをFW小林里歌子が右足で蹴り込み、一矢を報いた。日本女子サッカー得意の連動性アリの見事な攻撃だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした